高橋学先生の講演会終わりました

2019.02.01 UPDATE 高橋学先生の講演会終わりました

1月26日(土)に県立図書館で災害の講演会を開催しました。お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。約1時間50分の濃い時間でした。


私が講演中に書いたメモです。
・毎年、日本近辺にはM6以上の地震が5~6回来ている。そう珍しいものでは無い。
・地震が起こっても被害が起こらなければ、災害とならない。
・2万年前からの気温を見てみると、1万年前から気温が上昇し、7400年前が一番暖かい。そこから徐々に寒冷化している。
・縄文時代、温暖化で内陸に海水が入り込んできた。そのときに海底に溜まった土砂が寒冷化で陸地になって、その部分が阪神大震災のときに震度7となった。
・気候と歴史は関係していて、平安時代は暖かくて食べ物があった。室町時代は寒冷化して食べ物が減り応仁の乱。江戸時代も寒冷化して食べ物が無い時代。飢饉が起こった。
・阪神間の旧河道には、S36年(1961年)の時点では家が1軒も建っていない。戦後急速に宅地化が進み、阪神大震災では、旧河道上で沢山人が亡くなり、新幹線の高架が落ちた。災害にあう場所は決まっている。
・東日本大震災の津波で流されているのは、比較的新しい家が多い。
・東日本大震災で津波の被害にあった気仙沼。1917年の地図では家が建っていなかった地域が、軒並被害に遭っている。
・石巻市の大川小学校は、先生方がハザードマップを信用しすぎて避難が遅れてしまった。
・真備町の水害は、ハザードマップの浸水区域と、都市計画の市街地区域が被るという、縦割り行政の矛盾が起こっていた。
・一級河川の堤防を増強すればするほど、そこに流れ込む支流の合流点が溢れやすくなる。治水の限界。
・北海道の地震は、谷を埋め立てた場所に造成された土地が液状化の被害。清田区そのものは、地盤の良い地区。
・地震と震災は異なる、同じく、洪水と水害は異なる。

その他、盛りだくさんな内容でした。


また来年にも講演をする機会がありましたら、ぜひお越しくださいね。



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