間取りの話-家づくりメモ帳-

2019.04.10 UPDATE 間取りの話-家づくりメモ帳-

「家づくりメモ帳」では、弊社の家づくりの考え方を書きます。


まずは間取りについて。
どのお客さんも家づくりの要望を詰め込むと必ず予算以上の巨大な家になってしまいます(笑)。

夫婦の寝室は8畳、子供部屋は子供一人あたり6畳、アイランドキッチンは必須!、誰かが泊まりにきたときの和室の客間、大容量の収納ができるウォークインクローゼット、と要望を出してると、すぐに予算オーバーの巨大な家になってしまいます。

そこで間取りを再検討するわけですが、よくやってしまう失敗が、予算に合わせるために「どの部屋も均等に小さくしていく」というもの。こうすると、やりたいことは詰め込んだけれど、全体的になんだか窮屈な家になってしまいます。住むお客さんは、家のことをよく知らないからそれなりに満足されるのですが、私たちは、ちょっと悲しくなってしまう。同じ予算でも豊かに住んで欲しい。


じゃあどうするのか?うちで提案するのは、「小さな子供部屋と大きなリビング」です。小さ部屋って4畳半をイメージされる方が多いと思いますが、うちは、最小で3畳を提案することがあります。
子供は、意外と早く巣立つんです。本当に個室が必要なのは、中学生から高校生の6年間くらい。例えば、新居に引っ越ししたとき子供が5歳だったとすると、18歳で家を出ることが多いんです。たった13年で家を巣立つんですよ。住宅ローンを35年借りても半分も返済できてません。それでも大きな子供部屋は本当に必要でしょうか。
3畳でも、ベッドと勉強机をうまく配置すれば、なかなかコンパクトで快適な子供部屋になりますよ。(一番上の写真は、我が家の3.5畳間です。実は寝室で3人で寝てます)

間取りの話-家づくりメモ帳-1
リビングは、家族が集まって楽しむ部屋、またお客さんを呼んでごはんを食べたりおしゃべりする部屋。ゆったりと大きなリビングは窮屈感があると長い時間過ごしづらいし、人も集まってきません。ここはドーンと面積を取ることをお勧めします。我が家は、家の約半分がリビングを占めてます(写真参照)。


こう書いてしまうと、うちで設計すると子供部屋は3畳間で、リビングは家の半分にされそう、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今まで設計してきた家は、決してそんな間取りではありません。お客さんと対話して、要望と予算を納得してもらうための一つの考え方を示しているとお考えください。

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